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日本里帰り 備忘録

JUGEMテーマ:日記・一般


 前回の更新から約1年ぶりとなってしまったが、
今回は11月下旬から12月にかけての2週間日本里帰りについてのことを、
自分自身で忘れないようにここに残したいと思う。


 
 今年は贅沢なことに2回も里帰りすることができた。
1度目は夏に約4週間弱、そしてついこの間の2週間。
こんなに休暇をもらっても、全て有給という点に関しては、
デンマークのいいところとして素直に認めるべきであろう。

 今回の里帰りは、Lucasと私の二人旅。(Lucasは学校を休ませた)
そして大きな目的は、Lucasを日本の小学校に体験入学させること、親とゆっくり過ごすこと。
特に母は目の病気を患う前まで、ずっと働きっぱなしだったため
1年に一度里帰りをしても、一緒にゆっくりと過ごすことができる時間はほとんどなかった。

 ということで、今回事前に声をかけてくれたお友達、
帰国した際には連絡をすると言っておきながら連絡できなかったお友達、ごめんなさい! 
今回は家族との時間に費やしてしまいました。

 
 まず忘れないように記録しておきたいことは役所関係の手続きについて。

2週間弱というとてつもない短さだけど、今回はどうしても国民健康保険に加入したかった。
Lucasも学校に行く予定だし、もし万が一何か合った時のことを考えると心強いというのもあるが
私自身、もう何年も行っていない歯医者に行きたかったというのが、今回の小さな目的の一つ。
デンマークの歯科は保険がきかないため、恐ろしくて行く気になれないため、何年も放置している。
一度だけ歯科専門学校で学生による無料の検査を受けさせてもらったが
それ以外、普通の歯科に行ったことがない私。(デンマーク在住8年)

 いろいろネットで調べて見たら、外国在住の日本人が一時帰国によって
国民健康保険に加入して、私のように歯科検診に行くなどという行為には賛否両論であり
日本でちゃんと税金を払っていないくせに、、、という意見も見られた。

 確かにそうだけれど、私もデンマークでかなりの税金を払っているけれど
今の所それに省みるような恩恵を受けているわけではないし、
日本滞在期間分(実際は2週間だけれど、月をまたいでいるため2か月分の国民健康保険料)を
支払うわけだからそこは大目に見て欲しい。

 そして、長くデンマークに住んでいるといろんな場面で「
なんでデンマーク国籍を取得しないの?」といった聞く側にとっては全くもって悪気のない質問だが、
される側にとっては不愉快な質問をされることがよくある。
「私、デンマークに住みたくて住んでいるわけではないし、
日本国籍を捨ててまでデンマーク国籍を取るなんてもってのほか!」と言いたいところだが、
そんな自分を抑えてなるべくやんわりと答えるようにはしているが
唇の上のあたりがひくひく引きつっているのが自分でよくわかる。

 だからこそ、短期間でも国民健康保険に加入することによって、なんらかの形で
「私はれっきとした日本人」という実感が欲しかったのかもしれない。
日本を離れている期間が長いほど、なんとなく自分はどこにも所属してない宙ぶらりん感が強くなるから。
 

 ということで、11月27日日曜日日本到着翌日の月曜日、実家のある都内某区役所にでかけた。
幼い頃からおなじみの区役所であるが、灰色の建物、中もどんより暗くて心地の良い場所とはいい難い。

 
 国民健康保険に加入するには、まず転入手続きを行ってくださいと言われ、住民課へ行き転入届けを提出。
紙一枚を提出して手続き終了となるわけはなく、その後の必要事項を窓口の人が説明してくれる。
たった2週間の滞在予定で転入手続きをすることに多少なりとも後ろめたさがある私は
そのことは言わないでおいた。

 説明してくれている窓口の車だん吉似のおじさんは、そんな事情を知る由もないので
私とLucasがデンマークからここ某区に引っ越してきたという前提でどんどん話が進んでいく。

 国民健康保険から始まり、国民年金、育児手当、就学届けなどなど。
最初のうちは「はいはい」と聞いていたのだが、育児届けをもらうつもりもないし、
Lucasをデンマークの学校から転校させるつもりもない。
顔は平生を装いながらも、私はなんだかとても悪いことをしているような気がして
わきの下に汗がにじんでくるのがわかる。話が進むにつれ不安ばかりが大きくなり、
車だん吉さんの話も上の空。

 こんなにドキドキしながら座って話を聞いていても、
もしかしたらいずれはばれてしまうかもしれない。
ならいっそのこと言ってしまおうという結論に達し、
だん吉さんの話がだいぶ進んだところで切り出してみた。
「あの〜、ちょっと疑問に思ったことがあるんですけど・・・。」
わきの下は汗でぐっちょりだけれど、顔はあくまでも平生を装っている。
話もだいぶ進んでおり、こんな切り出しはどう考えても不自然だが、
そんなことは微塵も態度には出さず。

 「はっ、なんでしょう?」人のよさそうなだん吉さんは私の胸の内など知る由もない。
 「これって、まるで引越ししてきたみたいな感じなのですが、滞在は1ヶ月くらいの予定なんですよね」
(さすがに2週間とは言えず、1ヶ月くらいと言葉を濁しながら言う。)
だったらもっと早く言えよ!と私がだん吉さんだったら言いたいところだけれど、
人のいいだん吉さんはそんな態度は微塵にも出さず、
でも少し悲しそうに「そうなんですか?転入届けは少なくとも1年在住の方が対象なんで、
 それならば、転入届けをされる必要はないと思いますよ。」と。

 確かに、それによってお役所の方々の仕事を増やすわけだから迷惑なことだとは思う。
でも、私はどうしても国民健康保険に加入したかったのだ。
それにはまず転入手続きというステップを踏まなければならない。
「確かに短い期間ではありますけど、子供が学校に通うことなどを考えると、
 もし万が一何かあったときのために、国民健康保険は必要だと思うのです。」
これまでさんざんドキドキしながら、
自分が犯罪者にでもなったような気分で聞いていたにも関わらず
よくもそんなに堂々と言えたものだと思いながらも、
それによってだん吉さんは返す言葉もなくそのまま転入手続きは完了した。


 次は3階にある国民健康保険課。
ここの窓口のお兄さんはてきぱきと仕事をこなす感じのタイプ。愛想もいい。
先ほどの件で開き直った私は、最初から2週間だけの滞在ということを打ち明けた。
それによってかかる掛け金を尋ねると、PCでカチャカチャ調べた後、とても残念そうに
「世帯主をお父さんにしちゃいましたね。あ〜残念だ。あなたは日本に住んでいなかったから、
 もちろん日本での収入もないので、世帯主を自分にしていれば掛け金がだいぶ安く済むところ、
 お父さんは収入があるので掛け金がぐーんと高くなってしまうのですよ。
 あちゃ〜。どうします?今からもう一度下に行って、世帯主を変更します?」と親切に聞いてくれた。

 そう、だん吉さんのところで父の世帯に入るか、
同じ住所でも自分が世帯主になれるけどどちらがいいか聞かれた時、
よくわからないから父の世帯でいいやと安易に決めてしまったのである。

 一緒にいた母はもったいないからもう一度下に行って手続きしたら?と言ったが
ここでもう一度あのだん吉さんのところへ行って、色々手続きしなおすのもなんだかしのびないので
結局そのままにすることにした。次回からの教訓にしようと心に誓って。
ということで、もし同じ環境下にいられる方でご存じなかった方はぜひ参考にしていただけたらと思います。

 この窓口の青年はとても気さくな人だったので聞いて見た。
「この先も一時帰国として帰ってくる予定ですけど、その度にこんなに短期で加入したりすることは
やはりご迷惑になるものでしょうか?」

 すると好青年は「とんでもございません。日本国民としてたとえ短期間であっても
 日本にいる限り加入は義務なので、むしろ入っていただかなくては困ります。」

 この言葉を聞いて安心した。私はだん吉さんのところであんなにドキドキする必要はなかったのだ!
これからは胸を張って手続きをしよう!そう思ったのであった。

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